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アメリカンスナイパー

先日アメリカンスナイパーをみた。

アカデミーをとると思っていたから残念。

実話に勝る物語はないと改めて実感した。

外資系ヘッジファンドのメリット

日系のヘッジファンドと外資系のヘッジファンドの何が一番違うのか。

あえて外資系ヘッジファンドのメリットは何かをまとめてみる。


*まずは徹底した実力主義の中自分の能力が鍛えられる

*英語力が格段に向上する

*大手ヘッジファンド業界からヘッドハンティングが来やすい


逆にデメリットは以下。


*新入社員に対する教育体制がそこまで充実していない

*解雇のリスクが常にある

*キャリアとして認められない場合がある


ある程度時間をかけて自分のスキルをアップしてキャリアを積む、そのような着実性を望むなら日系ヘッジファンドや金融機関で勤めることをお勧めする。


ただ、あまり年齢がいってからだと、外資系は非常に高いスキルがなければ雇ってもくれない。

その意味ではリスクをはってでも20代のうちに外資で一度は働いていなければそもそも道がないだろう。

とは言え私の場合はそこそこ大手の外資系ヘッジファンドだったために、新人教育はスイスで行われた。

景気循環の末期ということもあり飛行機はビジネスクラスではなかったが、それまでの新入社員は皆最初からビジネスクラスのチケットは与えられていたという。

チューリヒの郊外で本社のシニアやエキスパートによる講義は非常にエキサイティングで面白かった。

メゾネット式の60平米ほどあるコンドミニアム。敷地にはプールもついていて新卒で入ったわりには間違いしてしまうような待遇だった。


日焼けをしながら英語で書かれた投資に関する書籍を読みあさった記憶が懐かしい。





ブルームバーグの記事より

2014年11月の記事で元村上ファンドの幹部だった丸木強氏のストラテジックキャピタルが資産は200億円に増やす方針と書いてあった。

彼は村上ファンド時代右腕と言われていて村上ファンドの設立から運営に参加していた重鎮だ。

ウェブサイトを見るにつけ印象としては非常に真っ当に公開質問状など公表している。

ソフトアクティビストファンド路線を真正面から推し進めている印象を受ける。

ブルームバーグによると、ここ2年の運用は約75%。
利回りそのものは出ているように見えるが、実質はインデックスの増加分とほとんど変わらないということで、ヘッジファンドが目指すいわゆる「アルファ」の部分はもうひとつ、といった成果のようだ。



村上ファンドでは村上氏が、敵対的買収者としてメディアに出てインサイダー取引まで、やりたい放題だった。

そのために、同僚の丸木氏が改めて手法そのものを同じアクティビスト路線ではじめたからには、ファンド運営においてかなり慎重にやらざるを得ないのだろう。

結果的にαがなかなか取れていない。

公開質問状や総会においての発言だけでは、買収防衛策をうっている企業はなかなか応じない。

アクティビストファンドの難しさは、企業価値の向上を提案するという建前で進めていくものの実際的に株価が上がり目標の株価に対してしまえば売却するところだ。

創設者から、歴代の社長の名前を知っていたり、社歴に対する深い造詣、事業内容に対するリスペクト、このあたりはアクティビストファンドは理解しているようで、していない。

というより、理解する必要がないわけで、ファンドは結局金だろと、買われた企業とどうしても敵対した構図になるのはファンドの行動につきる。

しかしそれ以外ないのがヘッジファンド。

ましてや短期間のリターンを狙うからファンドの要求は強いものになる。

どうしても相容れない。

トランセンデスをみて

トランセンデスは近未来SFスリラーと表現するのがいいだろうか。

ジョニー・デップの魅力がどうもわからない。

そつなく様々な役をこなせる実力者だとは思うがそれだけだ。

内容はマトリックス以来、どれも根っこの部分が似ているような気がする。

バイオハザードしかり、要は取り巻く世界をシステムと見立て解析をかけて実体がコミットしていくというもの。

システムの概念を持ち込むと結果的に最後は何でもありになりオチに飛躍が見られない。

まあそうだな、、という感想にしかならないのだ。


ファンドスクリーナー

以前知り合いの投資家からユーリカヘッジの信ぴょう性について問われたことがあった。

ファンド側が自由に登録してくる運用成績が信頼できるか不安だというのだ。

ヘッジファンドが機関投資家向けに自社の成績をリリースする一つのツールとしてFUNDスクリーナーへの登録がある。

FUNDスクリーナーとして一番日本で馴染みがあるのはシンガポールに籍をおくユーリカヘッジ・ロイター・ブルームバーグになる。


ヘッジファンドは運用成績を自己申告で掲載できるが、そこに客観性があるのかという問題を聞かれたことがあった。


たしかにFUNDスクリーナは、各ヘッジファンドの成績がリストされるたびに本物かどうがチェックするようなものではない。

しかしこれらFUNDスクリーナーは客観性が高いと認識されている。

理由は機関投資家がリストアップされているヘッジファンドに関心を持ち、問い合わせをした場合、厳正な審査をFUND側は受けることになるからだ。

ヘッジファンドに投資しようとする機関投資家はミニマム100万ドルを考えるであろう。

機関投資家は資金量に物言わせ、ファンド専用の精査会社に依頼をして運用成績の信憑性について厳しく審査をする。

日本ではAIG やMARSなどいわゆる自転車操業ファンドがあったが、当然彼らはFundの登録をユーリカヘッジにはしていない。

以上よりファンドの運用成果が本物であれば、ヘッジファンドは掲載を試みると考えてよい。

FUNDスクリーナーの登録は自己申告と言われてしまえばそうだが、上記のような力学が働いているため、結果的に言えばファンドは運用成績を証明しなければ投資家からの資金を受け入れることは実際できない。


結果的には客観性を担保する構図になっているのだ。


プロフィール

KENY

Author:KENY
外資系ヘッジファンドマネージャー

香港(2003~2006)
➾スイス(2007~2009)
➾NY(2010~2011)
➾香港(2012~現在に至る) 

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