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かわりゆくトレーディング手法

これまで資産運用会社では、資産配分の策定や売買銘柄の決定、またトレーディングと言った一連のプロセスをファンドマネージャーが担ってきた。

しかし近年はセグメント別にプロフェッショナルが配置されることが増えている。

トレーダーとはその名の通り売買を専門に扱う。いわゆる分業化がファンド内でも進むことで、トレーディング業務の専門性はますます高度になり、その業務の周辺をサポートする技術も急速に進展した。

我が社では採用をしていないが、高速取引を得意とするファンドであれば巨額の資金を投じてシステムを構築する。トレーディングのよしあしよりもIT スキルがいかにあるか、運用成績を左右する時代になってきた。

ヘッジファンドの多くがそれぞれの役割の専門性を高めるためポートフォリオのマネジメントとトレーディング業務を分離する。

スキルそのもので言えばITインフラが普及した今、個人のトレーダ‐と大手資産運用会社のトレーダーはそうも変わらない。変わるのは持っている情報とネットワーク。そして教育体制である。一見仕事さえこなせばフレキシブルな勤務が許されるように見えるヘッジファンドだが実はそうではない。

ゴールドマンサックスやメリルリンチはベースサラリーは確かに高いがどこよりもハードワークをしている。金融業界は独立が前提とまで言われるのは、それだけ求められるものが高くまた過酷だからだ。

マーケットの分析力さえ体得していれば40を越えてリストラにあってもまだ自力で食べていける。
40代オーバーの元外資系サラリーマンがいかに孤立し道を見失い苦境に立たされているかをみると、アナリストはじめバイサイドの鍛錬は若いうちからしておいて越したことはないと実感するのだ。




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KENY

Author:KENY
外資系ヘッジファンドマネージャー

香港(2003~2006)
➾スイス(2007~2009)
➾NY(2010~2011)
➾香港(2012~現在に至る) 

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