fc2ブログ

ブルームバーグの記事より

2014年11月の記事で元村上ファンドの幹部だった丸木強氏のストラテジックキャピタルが資産は200億円に増やす方針と書いてあった。

彼は村上ファンド時代右腕と言われていて村上ファンドの設立から運営に参加していた重鎮だ。

ウェブサイトを見るにつけ印象としては非常に真っ当に公開質問状など公表している。

ソフトアクティビストファンド路線を真正面から推し進めている印象を受ける。

ブルームバーグによると、ここ2年の運用は約75%。
利回りそのものは出ているように見えるが、実質はインデックスの増加分とほとんど変わらないということで、ヘッジファンドが目指すいわゆる「アルファ」の部分はもうひとつ、といった成果のようだ。



村上ファンドでは村上氏が、敵対的買収者としてメディアに出てインサイダー取引まで、やりたい放題だった。

そのために、同僚の丸木氏が改めて手法そのものを同じアクティビスト路線ではじめたからには、ファンド運営においてかなり慎重にやらざるを得ないのだろう。

結果的にαがなかなか取れていない。

公開質問状や総会においての発言だけでは、買収防衛策をうっている企業はなかなか応じない。

アクティビストファンドの難しさは、企業価値の向上を提案するという建前で進めていくものの実際的に株価が上がり目標の株価に対してしまえば売却するところだ。

創設者から、歴代の社長の名前を知っていたり、社歴に対する深い造詣、事業内容に対するリスペクト、このあたりはアクティビストファンドは理解しているようで、していない。

というより、理解する必要がないわけで、ファンドは結局金だろと、買われた企業とどうしても敵対した構図になるのはファンドの行動につきる。

しかしそれ以外ないのがヘッジファンド。

ましてや短期間のリターンを狙うからファンドの要求は強いものになる。

どうしても相容れない。
スポンサーサイト



プロフィール

KENY

Author:KENY
外資系ヘッジファンドマネージャー

香港(2003~2006)
➾スイス(2007~2009)
➾NY(2010~2011)
➾香港(2012~現在に至る) 

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR